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8時間労働はおかしい!時代遅れと言われる理由はコレ!長いと言われる理由

目安時間 15分

 
現在、日本の企業の多くは8時間労働を採用しています。

フルタイムの仕事と言えば
実働8時間、週休2日制と考える人が多いでしょう。

筆者も指摘されるまでは
これが当たり前だと思っていました。

しかし、ネットでは8時間労働について検索すると
「拘束時間が長い、時代遅れだ」
「8時間も働くのはきつい」
このような否定的な意見が数多くみられます。

この記事では8時間労働が
時代遅れと言われる理由について
考察していきたいと思います。

どうして8時間労働は「時代遅れ」なのか?

労働時間が8時間と決まったのは
いつ頃のことなのでしょうか。

産業革命当時のイギリスでは
平均的な労働時間は1日あたり10~16時間でした。
休みは週に1日のみです。

週に1日の休みで連日10時間以上働き続けるなんて
現代ならブラック企業だと言われても仕方ありません。

当時の労働者たちも同じだったのでしょう。

「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」
というスローガンのもとに
1日の労働時間を8時間に減らすための
運動が行われました。

その結果、1919年にILO第1号条約により、
「1日8時間、週48時間」
という制度が定められ、世界に広がりはじめました。

(参考 『八時間労働制』:Wikipedia)

日本で初めて8時間労働が取り入れられたのも
同じく1919年でした。

今からおおよそ100年前のことです。

労働の内容は100年前と同じでも
技術の方はどうでしょうか。

連絡手段は手紙から電話やメールに
書類の作成は手書きからパソコンになりました。

取引先との打ち合わせも直接訪ねなくても
オンラインで行うことができるようになりました。

100年前と比べて格段に進歩しています。

沢山の書類を手書きしなくてもよくなり
取引相手との連絡もスムーズにできるようになり
移動時間、待ち時間などが削減されました。

工業系では機械化も進んで生産性もアップしています。

この様にかかる手間は減っているのに
労働時間は100年前と同じ8時間では
「時代遅れだ!」
と言われても仕方がありません。

8時間も働くのは精神的、肉体的にも「きつい」

1日は24時間しかありません。

それなのに現在は
仕事に8時間、休憩に1時間
通勤に約1時間半で合計10時間以上を
仕事関係に費やしています。

残業時間も入れたら1日の1/2以上の
時間を仕事に使っている人もいるでしょう。

24時間-10時間で
まだ14時間残っていると思うかもしれません。

しかし、残り時間すべてを
好きなことに使えるわけではありません。

睡眠と家事、食事、身支度にかける時間が
生きていくためには必要です。

健康のためには成人は
6~8時間の睡眠をとることが
望ましいと言われています。

睡眠時間を8時間として
残ったのは6時間ほどです。

この6時間の中から
家事や食事、身支度の時間を引いて
残った時間が自由時間になります。

家事や身支度にかかる時間は人それぞれですが
2、3時間残ればいい方です。

社会人になってから結婚まで
一人暮らしをしていたと仮定しましょう

家事に慣れていない頃は
料理や掃除に3時間ほどはかかります。
残りの自由時間は3時間です。

残業があった日は更に自分に使える時間が少なくなります。

社会人になったら仕事終わりにジムに通ったり
自由になるお金が増えることも考えて
ゲームや読書という趣味を
思いっきり楽しもうと思っていた人も多いでしょう。

しかし、仕事と家事が終わったころには
夜も遅いし疲れきっていて
とても思い描いていた様な生活はできません。

休日も疲れているので昼まで寝て
そのあと普段できない大掃除や買い物をするので
休んだ気がせずに終わってしまうことも多いです。

より良い生活がしたくて仕事を頑張っているのに
これでは何のために仕事をしているのかわかりません。

楽しみがない状態で仕事ばかりを続けるのは
体力的にも精神的にもきついです。

「時間が足らない、仕事の後の家事が苦痛だ」

こんな悩みを解決するには
食洗器やお掃除ロボットのような便利グッズの導入
ミールキットなどの利用が手軽で便利です。

最近では家事代行サービスなども
アプリで簡単に頼めるようになりました。

仕事の後に自分のために使える時間が増えるだけで
ストレスは格段に減ります。

お金はかかりますが
自分の時間が欲しい場合は
利用を検討してみましょう。

8時間労働が「長いと言われる理由」

なぜ8時間労働は「長い」と感じるのでしょうか。
それには3つの理由が考えられます。

・仕事の内容がつまらない、嫌い
・人間関係がうまくいっていない
・体力的についていけない

例えば、好きなことをしている時は
時間があっという間に過ぎていきます。

逆に、嫌いなことや興味のないことをしている時間は
とても長く感じませんか?

仕事の内容が興味を持てないものだったり
やりがいを感じられないと時間がとても長く感じます。

逆にやりたいことや夢中になって取り組める仕事は
いくら時間があっても足りないと思うくらい
打ち込むことができます。

人間関係がうまくいっていない場合も同様です。

苦手な人がいる場所からは
一刻も早く離れたいですよね。

「苦手な人が休みの方が仕事がはかどる」
「休日に一人の方が仕事が進む」
こんな経験はありませんか?

人間関係の悪化は
仕事をする上で大きなストレスです。

ストレスを感じた状態での8時間は
とても長く感じます。

最後に、体力的についていけない場合も
仕事の終わりが待ち遠しく感じます。

工場や介護、医療職など常に体を動かしていたり
販売職のように立ちっぱなしは歳を取ってくると
肩や腰を痛めやすくなります。

体がつらいと仕事に集中することはできませんし
早く帰りたいと思ってしまいますね。

厚生労働省が転職者を対象に行った調査でも
離職理由として

・満足のいく仕事内容でなかったから
・労働条件(賃金以外)がよくなかったから
・人間関係がうまくいかなかったから

これら3つの割合が高くなっています。

(『令和2年転職者実態調査の概況』:厚生労働省より)

業務内容や環境に不満を抱えながらの仕事は
とても長く感じます。

毎日仕事が嫌だと思いながら
1日の大半をその嫌な仕事をして生活していくのは
人生を損しています。

スマホぴっくのレビューと評判

同じ労働時間なら
やりがいのある仕事がしたいですね。

仕事時間が長くて苦痛だと思ったら
転職することも視野に入れてみてください。

これからはこれがスタンダード?「7時間労働について」

世界的に労働時間は短縮していく傾向にあります。

日本でもZOZOや味の素、日本生命などの有名企業が
労働時間の短縮をはじめました。

「同じ給料や待遇で労働時間が短いなら、7時間労働の方がいい!」
そう思う人も多いでしょう。

一見労働時間が減ることで
早く帰ることができて自分の時間が増えて
いいことばかりに思えます。

しかし、7時間労働には
メリットもあればデメリットもあります。

■7時間労働のメリット

・8時間労働の会社よりも、プライベートに割ける時間が増える
・月給が同じなら、8時間労働よりも時給が高い
・プライベートと仕事の差がはっきりできるので
 社員のモチベーションがアップする

■7時間労働のデメリット

・8時間労働と同じ時給で勤務時間が短くなると
 給料が減ることがある
・仕事時間が減るので
 時間内に仕事が終わらなくなることがある
・休日が減ることがある

労働時間が減ることで
プライベートが充実するのは
働く側にとって大きなメリットです。

働く側のモチベーションも上がれば会社にとっても
良いことなのでWin-Winですね。

しかし、お給料と休日が減る可能性があるのは
無視できないデメリットです。

お給料が月額で決められているならいいですが
時給制の場合は勤務時間が減ると
収入がダウンしてしまいます。

また、最低年間休日は
8時間労働の時は105日以上必要になりますが
7時間の場合は68日以上あれば違法になりません。

30日近くも休みが減るのは嫌ですね。

1日の勤務時間が減るのはとても魅力的です。

しかし、労働条件によっては
今よりも悪条件になってしまうことがあります。

勤務時間が減るという言葉に飛びつかず
労働条件を念入りに確認することが大切です。

ただ、お給料や残業時間など踏み込んだことを
直接聞くのはなかなか勇気がいります。

そんな時は
「転職エージェント」
を利用してみましょう。

仕事で疲れている時に限られた時間を使って
企業の情報を集めたりするのは大変です。

転職エージェントはあなたの代わりに
給与の交渉をしてくれたり
面接の日程などを調整してくれます。

そして、企業の内情に詳しい人が多いので
その業界のリアルな情報をきくことができます。

ぜひ転職エージェントを利用して
仕事もプライベートも充実した
ワークライフバランスを目指しましょう。

疲れが取れる効果的な「休憩のとり方」

8時間も働いていると
お昼ご飯の後には疲れて集中力がきれ
ウトウトしてしまう、仕事がはかどらない
そんな経験はありませんか?

そんなあなたに試してほしい
疲れがとれる休憩の取り方を紹介します。

・甘いものを食べる、カフェインをとる
・昼休みに20分ほど仮眠をとる
・リラックスできる音楽を聴く
・ストレッチや散歩をする

頭を使ったり、ストレスがたまると
甘いものが食べたくなったりしたことは
ありませんか?

休憩室や引き出しにお菓子を常備している
という人も多いのではないでしょうか。

脳の栄養源となるのは
甘いものに含まれるブドウ糖です。

仕事に行き詰ったりしてストレスを感じると
脳は通常よりも多くのエネルギーを消費します。

結果的に眠くなったり仕事に集中できず
悪循環に陥ります。

疲れて集中力が切れてきたと感じたときに
ラムネやチョコをカフェインの入った飲み物と
一緒に取るのがおすすめです。

カフェインには覚醒作用があるので
眠気を吹き飛ばしてくれます。

甘いものをとることで気分転換にもなり
もう一度仕事に集中しやすくなります。

 
午後からの勤務が
どうしても眠くなってしまうなら
昼休みに仮眠をとってみましょう。

この方法は
「パワーナップ(積極的睡眠)」
と呼ばれています。

15~20分ほど仮眠をとることで
体内時計をリセットして
お昼からの業務に集中することが
できるようになります。

カフェインをとってから寝ると
寝過ぎを防いで、スッキリと起きられます。

NASAの実証実験でも効果が確認されており
Google、Appleなど誰もが知っている
世界的大企業で導入されています。

日本では
GMOインターネットグループが導入しています。

筆者も仕事中眠くて仕方ないときは
パワーナップをしてその後の仕事に備えています。

しかし、人目が気になって
仮眠をとるのは難しいという人もいるでしょう。

そんな時は音楽を聴いたり
ストレッチをするのがおすすめです。

お気に入りの音楽や
ヒーリングミュージックを聞いて
一度仕事から離れてリフレッシュしましょう。

デスクワークで座りっぱなしだと
肩や腰が痛くなってきます。

たまにストレッチをして伸ばすことで
体も頭もスッキリします。

眠くなった時にはストレッチに加えて
立ち上がって少し歩いてみると
眠気がとれますので試してみてください。

休憩の取り方で
仕事の効率は大きく変わります。

集中力が切れたままではいい仕事はできません。

疲れたと思ったら
早めのリフレッシュを心がけてください。

まとめ

・技術が進歩しているのに
 労働時間が100年前と変わらないのは時代遅れ

・自分の時間を持てずに8時間以上仕事に費やすのは
 肉体的・精神的にもきつい

・仕事内容や環境に不満があると8時間は長いと感じる

・世界的に労働時間は短縮傾向

・7時間労働にはメリットもデメリットもある
 転職するときは注意が必要

・仕事に集中するには効果的な休憩のとり方を心がけよう

日本の企業では1日の労働時間を
8時間としているところが多いです。

通勤時間も含めれば
1日に仕事に費やす時間はそれ以上となります。

仕事や家事に追われて
自分の時間を作ることが難しいと感じたら
便利な家電の導入や家事代行サービスを使って
どんどん楽をしてください。

転職エージェントを頼って
労働時間が短い会社に転職するのもいいでしょう。

一度きりの人生の大半を仕事しかしていないのは
もったいないです。

仕事もプライベートも充実した
ワークライフバランスを目指しましょう。

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