田舎 1億

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昇給3000円は意味があるのか?10年後はどれぐらいの年収になるのか?

目安時間 9分

 
「たった3000円だけど昇給は昇給だから喜んでいいんだよな?」

 

昇給は素直に嬉しい。
でも金額的に喜びきれない。

 

久しぶりに一緒に飲みに行った友人が微妙な表情を浮かべて
こんなセリフを言いました。

 

確かにいくらであろうと多く貰えるのはありがたいことです。

 

ただし、素直に感謝するには
そこにデメリットが存在しないことが条件でしょう。

 

そして残念ながら
『給料』という形でもらっている限りは
3000円という昇給でもデメリットが存在している可能性が高いです。

 

金額に関わらず「昇給した」という事実のみで
会社(上司)からこれまで以上の成果を期待されたり
物理的に仕事の量が増えるということが考えられるからです。

 

ですから、冒頭の友人のセリフには
「水を差すようで悪いけど素直に喜べないと思う」
ということを伝えました。

 

友人自身もなんとなく感じていたことなので
これを聞いて余計に落ち込むようなことはありませんでしたが…

 

最後は明るい笑顔で
期待に胸を弾ませながら帰っていきました。

 

私は昇給のデメリットの可能性を伝えましたが
それだけではなく
 
「金銭的な面だけなら昇給にこだわる必要はない」
 
と副業のメリットを伝えたからです。

 

はじめは
「時間がない」
「体力的にも厳しい」
と言っていた友人も
 
仕事の合間にスマホ片手で月10万円稼げる
 
このような副業があることを知って
これなら自分にもできると希望を感じたのです。

 

あなたも同じように微妙な昇給額だったことや
そもそも昇給がないことに悩んでいるのでしたら
副業の可能性を考えてみてはいかがでしょうか。

 

以下には
昇給3000円の意味や10年後の年収など
関連情報をまとめていますので併せてチェックしてみてください。

手取りや年収は増えるのか?

手取りや年収が増える可能性はとても低いです。
数年に一度の昇給などで多少の増額はあるでしょう。

 

しかしどんなに経営状態が良い企業でも
毎年継続しての昇給はほぼありえません。

 

出来る限り人件費を削減し
福利厚生費を減らしていく企業がほとんどなのです。

 

もし基本給が増えることがあっても
昇給していくペースに比べ
社会保険や福利厚生費といった
税金が増加していくペースが大きくなります。

 

そのため結果的に手取りは少なくなる可能性が大きいです。

10年後はどれぐらいの年収になるのか

企業にもよりますが
一般社員だけでなく管理職の給与も
カットされる可能性があります。

 

厚生労働省が令和元年に調査している資料には
賃金カットを実施
または予定している企業は6.0%となっています。

 

たった6.0%と感じる人もいるかもしれませんが
この6.0%の中に自分が勤務している企業が入らないとは限りません。

 

もしかすると来年、再来年には業績が悪化してしまい
賃金カットの可能性もあります。

 

ちなみに賃金の改定にあたり
最も重視した要素として「企業の業績」が挙げられます。

 

企業の業績は自分だけの頑張りでコントロールできる範囲ではありません。

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どんなに一生懸命に勤続していたとしても
年収があがらない可能性がある
ということは知っておきましょう。

 

また前述の資料に記載がありますが
管理職ではなく一般社員の給与からカットされてしまう傾向にあります。

 

賃金カットの実施状況は以下の通りです。

 

・管理職のみ 18.7%
・一般職のみ 36.9%

 

今年は数千円の昇給ができたからといって安心はできません。

昇給3000円は普通なのか

昇給は業種や企業の経営状態によります。

 

需要が多く経営状況がよければ賃金アップも当然ですし
あまりにも経営不振であれば
昇給どころか賃金カットもありえます。

 

賃金のベースアップを検討している企業は
全体の8割程度はあります。

 

ですが、実際に賃金をあげる企業は
その検討している企業の中でも
更に8割ほどにとどまっています。

 

この結果から分かることは
ベースアップを検討しても
できない、またはしない企業もあるということです。

 

また厚生労働省の調査によると賃金の昇給制度がある企業は
1,000~4,999人規模が一番多い割合になっています。

 

金額の話しではなく
大きめの会社規模がなければ
昇給は難しい状況だと考えましょう。

転職という選択肢

以上のことから
「同じ企業に長年勤めていれば昇給が見込める」
ということは期待できません。

 

・年収をあげたい
・手取りを増やしたい
 
と考えているのであれば転職も視野に入れて動きましょう。

 

自分が納得できるような金額を提示してくれる職場を探し
自分の将来のために行動することも重要です。

 

同じ業界に転職するのであれば
今まで培ってきたノウハウが通じる部分もあるでしょう。

 

新しいスタートも切りやすく
職場の先輩や上司と
コミュニケーションが取りやすくなるメリットがあります。

 

もし心機一転、新しい業界に入りたい
ということであれば準備を入念に行ったうえで行動にうつれば
スムーズな転職が可能です。

 

前述したように経営状況によっては
昇給どころか給与カットされる可能性もありますので
勤めている会社の状況がどうなるのかを考えて行動しましょう。

まとめ

企業や業種にもよりますが
長年勤めても昇給する可能性は低いです。

 

もし昇給できたとしてもほとんどの場合が少額になります。

 

現状を維持できれば良いですが
給与カットの可能性もあることは覚えておきましょう。

 

想像してみてください。

 

給与カットされた場合
あなたは今の生活を維持し続けることができるでしょうか。

 

・今の給与でも家賃や食費だけでギリギリだったら?
・結婚することになったら?
・子供が進学するタイミングだったら?

 

これまで通りの生活を続けたり
しっかり家族を養えるだけの貯えができているでしょうか。

 

いつアップするか分からない昇給を待つより
しっかりとした給与を出してくれる企業への転職も検討するべきです。

 

もちろん10年後に転職することも可能ですが
将来の自分と今の自分。

 

どちらがフットワークが軽く
柔軟に対応できるでしょうか。

 

また採用担当の方が採用したいと思うのは
10年の歳をとった自分と若々しい今の自分
どちらでしょうか。

 

様々な角度から検討したうえで行動することが重要です。

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