人員不足の会社によくあるのが
変わりが居なくて
仕事を休むことが出来ないと言う問題です。
もちろん人員不足以外にも
完全に各々でしか分からないような仕事配分や
休まないことを美徳にしている上司の存在も
原因だったりします。
休みたいのに休めない
そんな時どうすれば良いのか実体験を踏まえて
実際に行った対応などを紹介していきます。
子どもの用事や家庭の事情で
休みを取らなければいけない。
そんな日がありますよね。
しかし会社に休みを申請しても渋られてしまう
ということを経験したことはないでしょうか。
「仕事が立て込んでいるから」
「その日は〇〇さんと〇〇さんが商談で会社を空けるから」
会社側の理由はいつだって
会社や上司の都合を押し付けて来ますよね。
そしてさらに
「私の頃は家庭より仕事を優先したものだ」
なんて言い出す上司が居たら
一体いつの時代の話をしているんだと呆れてしまいます。
ここで押さえておきたいのは
・会社は仕事さえ回れば問題ないという事
・年休は働く者の権利であるという事
休みは働くうえで守られた権利です。
それを侵害することは、誰にも出来ません。
つまりこれを
私用で使うことは契約違反ではないのです。
そして会社側は仕事さえ回していれば良い
と言っているようなものなので
休みを取る日までに抱えている仕事を終わらせておけば
誰に何の文句も言われようがないのです。
終わらすことが出来なくても
期日までに間に合うよう準備を整えておけば
問題は何も無いと思われます。
そこで他の人の仕事を持ってこられたとしても
それはあくまで他の人の抱えている仕事なので
無理だと思えば断りましょう。
そして人間誰でも
体調不良になるときはなります。
どんなに気を付けていても
今は色んなウイルスがあります。
体調不良で仕事を休むのは
当然の権利なのですが
そう簡単に休めない方も居るのでしょう。
なぜ体調不良の時に休んだ方が良いのか。
それは、迷惑になるからです。
移してしまうかもしれないリスク
不調の中仕事をしてミスをしてしまうリスク
様々なリスクを背負ってまで出勤しなくても良いのです。
私は疲れが直ぐに体に現れて体調を崩しやすいのですが
以前働いていた会社で言われた言葉を
今でも忘れることが出来ません。
「お前は良く体を壊すな。Aさんは38度熱が出ても
残業までして帰っていたぞ。弱いな、本当に」
この言葉をかけられた時には
怒りが爆発しそうでした。
人によって免疫力が違うのと同じで
感じるしんどさも人それぞれです。
熱に強い人は
自分が発熱をしていても意外と平気な人も居る。
痛みに強い人は
多少の怪我だって我慢出来てしまいます。
体に感じる痛みや辛さは違うのに
「なんでお前は…」
と言う様な考えを押し付けてくる上司は
無視して構いません。
体調不良は当日欠勤になってしまうことがほとんどです。
まずは自分の体が一番ですから
「人が足りない」
と言われても臆することなく休みましょう。
そして私が一番モヤモヤしたのが
休み明けのお礼制度でした。
休んだ期間をフォローしてくれた人へ
お礼をするというのは礼儀として当然でしょう。
しかし、何にも関係のない部署の人にまで
お礼をしに行かなければならなかったのです。
「休んでいたことすら知らない」
という反応をされることが多く
本当に必要なのかと思ってしまいました。
お礼はどこまで言えばいいのか悩んでいる人は
直属の上司や同じ部署の同僚にだけで
良いのではないでしょうか。
ただ小規模で全体プレーの場合には
全員に言うのが印象的には良く残りますね。
「少し長い休みの場合は菓子折りを持って行く」
なんて古い考えをする所も存在しますが
これも必要ありません。
体調不良で休んでしまい給料も減る中で
なぜ実費で会社の人たちに
お菓子を買って行かなければならないのか。
ただ休みの間の調整をしてくれた上司や
仕事のフローに入って居てくれた同僚には
心のこもったお礼の言葉は伝えましょう。
結局仕事が回らないのは
一人の責任ではありません。
・仕事内容の配分問題
・シフト調整の問題
・単純な人員不足
そのほとんどが会社側の抱える問題です。
自分の仕事量は期限までこなしているのに
休みたいときに休ませてもらえない
そんな状況に置かれているのであれば
転職を考えるべきです。
そのような会社では
正当な評価は期待できないでしょう。
自分の能力をもっと引き出せ
休みの環境も整っている職場を探した方が
自分らしく働けるのではないでしょうか。
実際私も入社時より出勤日数が増えて
公休が減った会社に見切りを付けて
転職をしました。
最初は不安でしたが
休みを取れる環境になったことで
私生活に余裕が出来ました。
自分自身のための転職も
ぜひ視野に入れてみてください。
だからと言って
新しい職場を探すのは勇気がいりますよね。
良い条件の仕事を見つけても
自分にはできないかもしれないと不安に思い
行動に移せないというのもよくあることです。
そのような場合は
副業という選択肢を考えてみましょう。
興味のある分野で
まずは副業で同じ業種の案件を探す。
そして実際に働いてみることで
自分に合っているかが分かります。
良い評価を貰った時には
自信に繋がり踏み出しやすくなるでしょう。
難しく考えずにまずはやってみることで
それが未来への一歩に繋がります。
休めない環境下でのお仕事お疲れ様です。
休むことは決して悪いことではありませんし
休まないことを美学にするのは大変危険です。
自分が自分らしくあるためにも
休みはしっかりととってくださいね。
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