辛くて大変な転職活動を乗り越え
やっと就職できたのに…
これは失敗だったと思っていませんか?
なぜ転職を失敗したと後悔しているのでしょうか?
その理由としては主に3つあります。
①労働条件、労働環境
・残業や休日出勤が多い
・有給休暇が取れない
・労災が多い
②仕事の内容
・自分の希望とは違う部署に配属された
③職場の人間関係
・上司と合わない
・パワハラ気質な先輩がいる
では実際
年代別ではどのような失敗が考えられるでしょうか
20代で転職失敗してしまう理由として
①今の職場が嫌で辞めたいから転職した
転職は本来であれば自分のスキルアップや
より良い条件のところに
ステップアップするためにするものです。
とりあえず
今の仕事が嫌で逃げ出したいという理由で
転職するのはやめたほうがいいでしょう。
転職先で同じ様な状況になった時
また転職を繰り返すという
悪循環になる可能性があるからです。
②リサーチせずに勢いで転職した。
高額な給与や
魅力的な福利厚生
オシャレなオフィス。
でも実際は長時間残業や休日出社
社内の雰囲気もギスギスしていて
仕事内容も自己の成長が望めない…
前の会社より好条件だから
周りから勧められたから
という理由で決めるのは危険です。
③将来的にどうなりたいかを考えずに転職した
将来的な目標がないまま転職先を決めてしまうと
働くことの意味さえも見失ってしまうかもしれません。
仕事の経験を積み
職場の環境にも慣れてきた時期です。
中堅社員として働く中で
色々と不満や問題が出てくる事でしょう。
30代の転職失敗の要因は何でしょうか。
①人間関係が悪くて転職をした
新人のころと違い
仕事上での付き合いが長くなってきたからこそ
あの人とは合わないということが出てくるでしょう。
人間関係のストレスは
仕事にとても影響してきます。
しかし新しい転職先で
新しい同期、上司とうまく関係性が築ける保証はありません。
②給与が割に合わないから転職をした
中堅社員として働く中で任される仕事も増え
業務内容も煩雑なものが増えてきたのに
今の仕事に給与が見合わないという不満もあるでしょう
それなりに経験も積んできたし
そろそろ環境を変えたいと勢いに任せて
転職をするのは危険です。
即戦力としてすぐに次が決まる方もいるかもしれません。
しかし
新しいことにチャレンジしたいと全く違う業種を探し
なかなか内定がもらえず
結局はブランクだけが伸びてしまうということがあります。
「自分はこんなスキルを持っている」
「こんな経験もたくさん積んでいる」
と自分では強みに思っていることでも
周りから見たら大した事ではなかった
という認識のずれが生じていませんか?
出世し重要なポジションや
役付きになっている方もいる年代でしょう。
若い世代とは
また違ったプレッシャーを抱えていることと思います。
40代での転職失敗は何が原因でしょうか
①給与や待遇への不満から転職をした
家族がいる方であれば子どもの教育費や住宅ローンなど
お金に関する頭の痛い問題を抱えている方もいるはずです。
この年代になるとそろそろ老後のことも気になりますよね。
このままの給与ではやっていけない
と感じる方も増えてきそうです。
しかしそれは本当に今の自分に見合っていないものでしょうか?
年功序列で何のスキルもないまま役付きになったのに
自分は偉い人間だと思っていませんか?
自分の能力を過信していませんか?
もう一度、新人の頃の気持ちを思い出してみましょう。
まだやれることがあるかもしれません。
仕事にも慣れ役付きになっているせいで
謙虚さを忘れてしまっていては
いい転職ができないかもしれませんよ。
②会社の経営状況が気になり転職をした
会社経営の中核的存在となった今
会社の将来性が気になり始めていることと思います。
もしくは自分がリストラ対象となり
万が一無職になってからでは
転職は厳しいと考えている方もいるでしょう。
しかし20代、30代と比べ
「年齢」という高いハードルが
転職活動を不利なものにしているかもしれません。
まず何が原因で辞めたいと思っているのか整理してみましょう。
もし人間関係や労働環境で
精神的、身体的に傷ついてしまっていたらゆっくり休ましょう。
自分ひとりではどうにもできないと思ったら
専門家に頼りましょう。
心と身体が疲弊していては
正しい判断が出来なくなります。
自分に合わない環境に長く身を置くのは時間の無駄です。
お金や、自分の経歴、これからの人生
色々と不安に思うことはあるでしょう。
次の転職先が自分に合う最高の会社であれば
今回の転職は失敗ではなく
次に進むための過程だと考えればいいのです。
転職が失敗し「人生が終わった」
と感じるくらい落ち込んでいるかもしれませんが
ここで諦めずもうひと踏ん張り頑張ってみませんか?
自分だけで問題解決が難しいと思ったら
転職エージェントやヘッドハンティングを
活用してみるのもいいと思います。
コメントフォーム