田舎 1億
30歳。
ひとつのターニングポイントなのをご存知でしょうか？
働き始める年齢はさまざまですが、30歳の時点で
気付く事がありますよね。
会社に勤める事を嫌い、フリーターなど転々としている方は
特に感じることのひとつに「正社員になる難しさ」があります。
何故なら30歳になったとたん一般企業に正社員で雇用される
ハードルは一気に上がるからです。
そこで今回は、30歳で職歴なしでも正社員を目指す方法について
ご紹介していきます。
また、有利な資格とおすすめの職種についても
5つ解説していきますので是非参考にご覧下さいね。
これまでフリーターなど定職を持たず働いていた方が
30歳で正社員になる方法はあるのでしょうか？
ここでは正社員を目指す方法をいくつかご紹介していきます。
「正社員雇用制度」をご存知でしょうか？
正社員雇用制度とはアルバイトや契約社員として
一定の期間働いた後、条件を満たす事で正社員に
なれる制度なんです。
正社員になれる条件は会社によって異なりますが
一般的には昇進試験、採用試験など会社に必要な
知識を試す試験となります。
ただし、全てのアルバイトや契約社員の方が正社員に
昇進できる保証はありません。
応募する会社のルールやシステムを理解したうえで
試験を受けてみる事をおすすめします。
紹介予定制度についても知っておきましょう。
こちらの制度は一定期間派遣社員として
働きます(期間は最長で6ケ月となります。)
契約が終了の段階で派遣先の会社に採用の合意があれば
正社員に雇用されることができます。
こちらの制度を利用する事で、勤める会社が
自分にとって適切かを判断できるメリットがあります。
何故なら契約社員で一定期間働くことで給料を
確保できますので、この期間会社の仕事を覚える事や
人間関係を構築できるかを判断してみるとよいでしょう。
企業の職種や業種によっては未経験で正社員になれる募集を
かける企業もあります。業種によって事情はことなりますが
昨今ではIT関連・介護・不動産・建設業などがあります。
社会人として最低限のマナーや節度があれば
面接を受けてみる事をおすすめします。
ただし専門知識が必要な業種も多いため事前にスクールに
通うなど知識を身につけてから応募することも
検討してみましょう。
30歳で公務員を目指すケースを考えてみましょう。
公務員と一括りで言っても大きく分けて「国家公務員」と
「地方公務員」があります。さらにそれぞれの専門科である
国家・地方・法律・教育・経済・公安などに分かれています。
これまでの傾向では公務員を採用する場合、新卒で募集が埋まり
中途採用はほぼ採用される事はありませんでした。
しかし最近では地方を中心に中途採用を受け入れる部署も
多くなっています。
30歳から中途採用で公務員を目指すために
最初の関門となるのが年齢制限です。
何故なら募集の多くは30歳以下を条件としている
ケースが多いためです。しかし志願する部署や
職種によっては対象年齢を59歳までと定めている
条件もあります。
30歳からの公務員を目指す場合には地方公務員の
中途採用枠を狙ってみる事をおすすめします。
その理由として国家公務員に採用されるための
採用試験では対象年齢が30歳未満の大学・大学院卒業が
条件と条件面で厳しい場合が多い為です。
地方公務員の中途採用の場合、主な目的としてビジネス経験や
専門知識を持った方を採用する事で行政の活性化を図るのが
目的とされています。
対象年齢は59歳までと定めている部署も多くありますので
地方公務員の募集枠を確認してみましょう。
ただし前職など勤続年数を尋ねられる事や「論文」・「面接」
を受けることになります。
国家公務員の試験と比べ勉強が必要になるケースは
少ない反面、どのようなキャリアを積んでいたかが
重要になります。
30歳で正社員を目指す場合、20代に求められる内容と
異なるケースが多くなります。
具体的には職歴・キャリアを経験し、どのように会社に
貢献できるか。つまりは実践力ということになります。
単に資格だけを取得していても採用される条件として
通用するケースは企業や職種によっても異なります。
しかしある程度業種別に持っておいた方が
有利になる場合がある事も事実ですので
今回は5つご紹介していきます。
企業の経理・財務を管理する部署に役立つ資格です。
資格は取得しており実務経験がない場合でも
採用したいという企業もありますので
条件面をチェックしてみましょう。
エンジニア系の職種で必要なスキルを取得できます。
情報処理やITの基本的な知識をマスターできますので
プログラマーやシステムエンジニアを目指す方は
取得をおすすめします。
お金に関する幅広い知識が身に付く
ファイナンシャルプランナーは人気の高い
資格のひとつです。
級別に難易度が分かれていて
特に2級以上は金融・保険業界では
優遇される可能性が高くなります。
建設業で働く場合に有利な資格となります。
品質や安全性・工程を管理する施工管理の資格は
工事や建設現場の監督者として採用に有利な
資格となります。
運送業や建設業などで必要な免許。
現在取得者が少ない事もあり、大型免許を取得すると
有利になるケースが多くなります。
この他、中小企業診断士や
インテリアコーディネーターなど
職種別におすすめの資格があります。
応募する職種に合わせて取得すると
有利になる事も多いため、資格取得も併せて
検討してみて下さい。
30歳で正社員を目指す場合、応募する会社の職業についても
調べておく必要があります。採用のハードルが他の職種と比べ
低いケースもありますので参考にしてみて下さい。
ほぼ全ての会社で必要とされている職種が営業職です。
専門的な資格や技術は必要なく、社会的な一般常識や
コミュニュケーション能力があれば応募が可能な
ケースも多い職種です。
年齢が30歳以上でも応募できる場合が多く
特に不動産業界・保険業界では採用のハードルは
低いケースも多いです。
また保険会社ではファイナンシャルプランナー
不動産会社では宅地建物取引主任者などの取得すると
優遇される資格がありますので、こちらも日々の業務と
併せて取得を目指してみましょう。
PCを使った作業がメインの事務管理職では
オフィス系のソフトが使えるかが採用条件の会社が
多くなります。
事務系の仕事は女性のイメージがありますが
会社によっては男性を採用される事もある業種です。
採用後実務を経験しながらMOS(マイクロソフトオフィス
スペシャリスト)の資格を取得する事で優遇される
場合もあります。
現在もっとも働き手が不足していると言われている介護職。
現在40～50代の働き手が多いため、30歳で全くの
未経験でも採用されやすい職種のひとつです。
また勤務しながら社会福祉士などの専門資格を
取得することで待遇がアップする可能性もあります。
採用された場合、まずは実務の経験を
増やしていきましょう。
特別な資格等必要なく働ける職種のひとつが小売業です。
まずはアルバイトや派遣社員などで販売実績や
販売する商品の専門知識を増やして行く事で
正社員として採用されるチャンスも多くなります。
採用年齢も特に規定がない場合も多く、30歳から
キャリアを積んで行く事も可能ですので検討してみてください。
IT業界も未経験で採用される可能性がある
職種のひとつです。
これから更に需要の拡大が予想されていますので
人材が不足している会社も多いため
チャンスはあると言えるでしょう。
ただしプログラマーやエンジニアといった
専門知識が必要になりますので
採用されるには専門知識を取得する
必要があります。
アルバイトや契約社員から始めてスクールに通う
方法など検討してみましょう。
この他運送業や不動産、建設業など採用の条件としては
比較的ハードルが低い業種もあります。
正社員からの雇用が難しい場合でもアルバイトや
派遣社員から実績を積む事も可能ですので
まずは応募枠を確認してみる事をおすすめします。
ハローワークを活用する方法はあるのでしょうか？
お住まいの地域の企業の内容によっても異なりますが
一般的に30歳の募集枠については大変厳しい状況があります。
しかしハローワークを活用する方法として下記内容が
ありますので、募集を探す前に受講を検討してみるとよいでしょう。
お住まいの地域のハローワークでは
職業訓練校の申し込みを受付けています。
定職を持たないフリーターの方は
一般的に「求職者支援訓練」を受けましょう。
この訓練は就職の際必要になる知識やスキルを習得でき
就職や転職の際に有利になります。
地域のハローワークにより受講できる講義は異なりますが
概ねPCの操作・簿記・営業・介護・医療事務・IT関連などが
あります。
おもに基礎・実践とコースが分かれていて
それぞれ6ケ月ほどで習得できます。
これらのコースを受講する事でスキルを取得後に
紹介枠を貰えるケースもあります。
また採用のハードルが低い業種などでは専門的な
知識を身につけた状態から応募できますので
即戦力となれる場合があります。
ハローワークで募集枠が少ない場合は
職種訓練校に通ってみる事をおすすめします。
今回は30歳で職歴なしでも正社員を目指す方法と
有利な資格とおすすめな職種5選を紹介してきました。
30歳という年齢は正社員で働く条件としてハードルは
確実に高くなります。
いずれも専門知識である資格などを取得しておくと
採用に有利になるケースもありますが、キャリアや
実務経験がない場合は面接で落ちてしまう事もあるでしょう。
しかしおすすめの職種の採用条件を探してみる事や
ハローワークの職業訓練校を受講するなどから
始めてみる事で30歳からスタートを切る事ができます。
最後に会社に勤めるという事はフリーターと比べ
遥かに責任が重くなる事を理解しましょう。
採用されるまでのプロセスも大切ですが
正社員として働く事で社会人としての生き方を
改めて学ぶ機会としてしっかりと働いて行く事を
肝に命じていきましょう。
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