子育てに父親不要?男親だからこそ大事な役割が2つある | 役に立ついいね!情報サイト

子育てに父親不要?男親だからこそ大事な役割が2つある

 

父親だけが子育てを頑張っても上手くいかないと思いますが、
父親にしか教えられない事もあるのではないでしょうか。

育児に参加をしている父親は増えてきていますが、

そもそも子育てにおける父親の役割って何でしょう?

3人子育て中の僕が父親の役割について悩みながら
たどり着いた2つの事についてお話ししていきます。

 

スポンサードリンク

子育てで父親が与えられる影響は社会への適応能力をつけること

父親としての役割というのはたくさんあると思いますが、
その中でも僕が最も重要だと考えている事が1つあります。

それが「社会への適応能力をつけること」です。

この力をつけてもらう事が出来たら、
僕の父親としての役割は終了だと本気で思っているくらいです。
それくらい重要な事だと考えています。

 

というのも僕が子供の頃には、
社会への適応能力なんてものは普通に学校に行くだけで身に付くものでした。

先生からの過剰なしつけ、
子供同志の中での上下関係・いじめなど、
社会の厳しさを十分に体感し学ぶ事が出来たんです。

 

しかし、今の学校生活では、
問題行動が起きないよう先生たちが目を光らせています。
何か問題行動が起きそうと思ったら、すぐに対応をしてくれるんですね。

子供たちにとっては、
すごく安全で楽しく過ごせる環境になったと思いますが、
僕はその状況をみて1つの疑問が生まれました。

 

それが・・・

「困った事があればすぐ大人が助けてくれる。
 
周りには良い子ちゃんしかいない状況で育った子供たちは
 
いきなり社会に出て働く頃ができるんだろうか?」

というものです。

今の子供達は学校生活が平和で過ごせる反面、
人間関係で揉まれる事が全くありません。

その為、
僕が子供の時に学ぶ事ができた社会の適応能力をつけることができず、
大人になっていきます。

その為、ほんの少し注意をされただけで傷つきますし、
ほんの少しの障壁があるだけすぐへこたれます。

それでは本当に強い人間になんてなれないと思うんですね。

世の中には理不尽な事がある。時には我慢をしないといけない事がある。
人間関係で揉めたら自分で関係の修復をしなければいけない。

こういう事が分からない状態で社会に出たら絶対困ると思うんですよ。

 

繰り返しになりますが、
僕が子供の時には社会の厳しさを学校生活で身につける事が出来ました。

 

ちなみに僕は小学校に入学した翌日に社会の厳しさを知りました。

入学式翌日の授業で先生の話をちゃんと聞かず、ボーーーっとしていたら
先生が僕の方に近づいてきて何も言わずに往復ビンタされたんです。

保育園、幼稚園の頃にはどれだけ騒いでも
先生はニコニコして軽く注意をしてくれていたのに
小学校に入った途端に、いきなり往復ビンタですよ。

あの時、子供ながらに
「小学校は厳しいところだ・・・」と思った事を今でも忘れません。

 

ちなみにその先生はかなりヒステリックで、
気に入らない事があると罵声を浴びせてきたり
頭を叩く、蹴る、ビンタをするというのはしょっちゅうありました。

しかも、先生の体罰を受けるのは特定の生徒だけです。
(ちなみに僕はその特定の生徒に該当します 笑)

当時
「何故僕だけがいつも怒られるんだろう・・・。」
と疑問を持った事もありましたが

>すぐに

「あぁ。自分では納得できない事が世の中にはあるんだ。」
と知る事が出来ました。

 

勿論、子供同士の中でも理不尽な事はたくさんありました。

ジャイアンがいてそいつの言う事を聞かないと、いじめられる。

それを回避する為にはスネ夫になる必要がある。
(ご機嫌とり、取り巻き的なやつです。)

ちなみに、僕はスネ夫になれなくてのび太的なポジションでした 笑

 

僕にとって学校生活というのは
社会の厳しさを教えてくれる場所だったんです。

世の中、嫌な事がたくさんある。
全く納得できない理不尽な事もめっちゃたくさんある。

けど、それを上手く回避できたら
安全に暮らす事ができるんだ。

と学ぶ事ができた場所だと思ってます。

 

しかし、今の子供たちは学校生活でそういう経験をする事が出来ません。
揉め事が起きないように先生たちから安全に守られて生活をしています。

しかし、今の子供たちはそれを学校生活で身につける事が出来ません。

学校生活で学ぶ事が出来ないんだったら、家庭内で教えるしかありません。

そして、家庭内でそれを教えるのは母親の役割ではなく
父親の役割なんじゃないかと僕は思います。

 

厳しくしつけをしても子供にパパ嫌い!と言われない為の関係作りをしよう

子供にしつけをしようと思ったら
どうしても厳しい言葉で注意をしたり、
ガミガミと同じ事を注意しがちです。

僕も相当厳し目に注意をするので、
子供たちとの距離感が開いてしまわないよう

「いざという時には頼りになる。相談できる存在だ。」

と思ってもらえるよう関わっているつもりです。

 

特に、子供が辛い時、
困っている時にはすぐに話を聞いたり行動するようにしていますね。

 

子供が病気になった時

病院の診察は僕が一緒に行きます。
そして治るまでは夜一緒に添い寝をします。

ただ添い寝をするのではなくて、
子供が寝るまでは一緒に横になりながら話を聞いたり、
水枕の交換をしたり、水分を飲ませたりしています。

多分、一般的な家庭では母親がやっていると思うんですが
僕の家ではそれは父親の役割です。

というのも今の仕事をする前、僕は看護師をしていたんですよ。

なので子供が病気になると必要以上に心配になっちゃうんですよね・・・。

病院の診察も

・病院でちゃんと先生は診てくれているのか。
・こちらが欲しい薬はちゃんと処方されているのか。
・症状が続いたらどんな対処を家でした方が良いのか。

などが気になって仕方ありません。

その為、病気になったら最初から最後まで見るようになりました。

普段はめっちゃ厳しいんですが
病気になった時だけ必要以上に優しくなります。

風邪をひいて寝込んでいる時は、
着替えも手伝いますし、
昼間も自宅勤務に切り替えて1時間に1回は顔を出します。

そして、スポーツドリンクやゼリーなど
消化の良いものを用意して食べ終わる、飲み終わるまで一緒にいます。

しかし、優しいのは病気の時だけです。

病気が治りかけた時に「パパ、ゼリー買ってきてー。」と言われたら
「いつまで甘えてるんだ!バカタレ!」と一蹴します。

そのギャップから子供達からは

「病気になりたい。病気になったらパパが優しくなる。」

と言われるくらいです 笑

 

子供が困っている時

学校から泣いて帰ってきた日があれば
仕事を中断して子供と2人きりになって何があったかを聞きます。
長い時には3時間でも4時間でも付き合います。

 

もしその時に「同級生にいじめられた。」という訴えがあった場合には
子供に、「今からお前をいじめた子の家にかけて状況を聞くけど良いかな?」
と確認してからその日の内に連絡をするようにしています。

 

相手の親さんに連絡をするのは、
「ウチの子をいじめるな!」ということを伝えたいのではなく

自分が困った時にパパはすぐ行動してくれるんだ。
何かあったら相談できるんだ。

と言う事を子供に分かってもらう為です。

 

自分が辛い時、苦しい時に父親に相談をしたら一緒に考えてくれる。
と思ってもらう事が出来れば、困ったことがあった時
誰にも相談できずに悩む事も少なくなると思うんですね。

困ったことがあれば、パパさんに相談できる。

こういう安心感を作っておきたいと考えています。

 

そのために、子供が泣いている、
困った顔をしている時は全ての予定を中断して2人きりで話を聞きます。
第三者が絡んだ内容であれば、
子供に当事者に連絡をしていいかを確認してその日に連絡をします。

この時に注意をしているのはとにかくスピードです。
その日に何かしらのアクションをすること。

これを心がけています。

このような感じで、子供たちと接するようにしています。

 

子育ては夫婦仲も大きな影響を及ぼす

夫婦仲が悪いと、子育てにも大きな影響を及ぼす
という研究結果も出ているくらい重要な要素だと言われています。
(無断欠席、無気力、仲間外れ、問題行動などに繋がるようです。)

 

僕の家は、夫婦関係はかなり良好だと思っています。

ほとんど喧嘩もありません。
当然年に何回かは、喧嘩っぽいというか雰囲気が悪くなる時もありますが、
数日すれば元に戻ります。
子供の前で喧嘩をした事なんて一度もありません。

周りからも「みのごりさんの夫婦は仲が良いよね。」と言われるんですが、
何故仲が良いかを思い返してみると

お互いがお互いのことを気にかけているからだと思います。

 

ウチの場合は2人とも起業をしているので
お互いが経営者として働いています。

つまり、共働きだということです。

その為、僕の場合は
妻の家庭での負担を少しでも減らせるように意識をしています。

 

例えば朝、妻が朝食の準備をしてくれてる時
僕の手は空いてますから、
その間に布団の片付け、ゴミ集め、洗濯を済ませます。

食事も僕の方が食べ終わるのが早いので、そのまま食器洗いをします。

夜も同様です。
妻が食事の準備をしている時は、
僕の手が空いているのでお風呂掃除をします。

また、子供の習い事がある場合は送り迎えをしています。

正直、この程度の手伝いがどのくらい家事の軽減になるかは分かりませんが、
何もせずただボサッと座っているよりよりはよっぽどマシだと思います。

また、ご飯を食べる時も黙って食べるのではなく
「あ。これおいしいね。」とか「いつもありがとうね。」という言葉は
意識的に言うようにしています。

勿論、これは本心で思っていることなんですが、
言葉にしないと伝わらないなと思ってからは
意識的に言葉にしているということです。

 

世の中に当たり前でやってもらえることなんてないので、
常に感謝をしてそれを言葉にする。
という事は意識的にやってますね。

これを意識するようになってからは、
夫婦仲は結婚前よりも仲良くなったと思います。

 

まとめ

子育てにおける父親の役割は「厳しさと頼りがい」が重要!

父親だからできる子育てとして

・社会への適応能力をつけること
・いざという時には頼れる安心感を与えること

この2つを心がけています。

そして、忘れてはならないのが夫婦仲を良好に保つこと。
共働きならお互いを尊重しあい家事の分担は必須です。

学校教育や父親の役割も、
僕が子供の時と大きく変わってきていますが
父親の役割は不変だと思っています。

「子供たちを立派な大人にすること。」

常にそれを考え、子供たちに接する事が大切だと思ってます。

この記事を読んでいるお父さんも僕と一緒に頑張って子育てしていきましょう。
また、夫婦仲も良好にできるよう努力をしていきましょうね!

コメント